2018年02月12日 [病害虫]
サクラ 枝のこぶ
サクラの枝が病原菌に侵され、その部分の細胞が肥大、増生してこぶやかいようを形成する病気には細菌によるこぶ病(Bacterial gall)と糸状菌によるがんしゅ病(Nectria canker)が記載されていますが、中間的なものもあり、これらをまとめてサクラ類増生症といわれる様です。(森林総合研究所)
撮影日 2017年11月1日
こぶから先は枯れているか、枯れが進行しつつあります。
結構どこのサクラ(ソメイヨシノ)にも普通に見られている症状でございます。
なお、これらの病原菌の侵入はコスカシバによるものと考えられており、コスカシバ幼虫の枝幹への被害を防ぐことが重要の様です。
過去記事にも追記しました。
https://www.osaka-treeservice.com/businessblog/byougaichu/20150224392.html