2012年03月29日 [伐採・剪定]
サクラ(ソメイヨシノ)枯れ枝剪定
お花見前に
ということで、とある施設のサクラ枯れ枝の剪定作業を行いました。
ずいぶん長らく放置されていた枝もあり、手でも簡単に折れてしまうものが何本もありました。
そしてその中には、以前に剪定された切り残し枝が多く見られ、切断面にはペンキらしきものが塗布されておりました。
この枝が枯れ枝になってしまった一番の原因は勿論、適切な位置での剪除が出来ていなかったことでしょうが、ペンキの塗布も少なからず影響があったのではないでしょうか?・・・
ペンキの塗布は、損傷被覆組織の形成、材の変色防止には効果がないことがわかっていますし、むしろ塗布することにより、樹木の組織を壊死させる可能性があるためマイナスとなってしまいます。
特に油性ペンキの場合は顕著のようです。
今ではペンキを塗布することなどは、ないと思いますが。。。