2017年08月23日 [病害虫]
アカオビアザミウマ アメリカフウ害虫
「大阪市 ニレハムシ」記事の時に少し書き込みましたアメリカフウのアカオビアザミウマです。
昨年同様、今年も大阪市のアメリカフウ街路樹に発生していました。
大阪市によると発生は7月には確認されていた様です。
成虫、幼虫入り乱れての発生です。
インターネット版 日本農業害虫大辞典によれば、この虫は中南米原産のアザミウマで、南北アメリカ、アジア、アフリカの熱帯〜亜熱帯地域に分布しており、近年、東京都ではカツラやマンサクなど緑化樹での発生が見られ、寄主植物も果樹や庭木など多岐にわたる様です。
成虫、幼虫ともに葉や果実に寄生、吸汁加害し、被害葉は艶が無くなり、灰色〜暗褐色に変色したり変形し、激発時には落葉するとのこと。
現在、大阪市では、薬剤を樹幹に注入するなどの対策が取られている様です。