2010年09月03日 [伐採・剪定]
更新
腐朽したソメイヨシノの伐採中の画像です。
弘前公園のような徹底的な管理が出来ず、人の手により接木で繁殖されたソメイヨシノは、腐朽や衰弱等により、そろそろ更新の時期になっている個体もあるでしょう。
特に倒木など道路交通に支障があると思われる不健全木は、早めに順次植え替える必要があるのでは・・・
その際、てんぐ巣病など病害発生が予測される場合にはジンダイアケボノやコマツオトメを使うなどの検討も必要の様です。
美しいサクラ並木を次世代に残すためには、今の更新や植え替えは不可欠でしょう。
サクラというだけで、エドヒガンのような保存すべきサクラと人の手によってつくられたソメイヨシノを混同してはなりませぬ。
PS:ただし、適切な管理が出来ていれば樹齢100年以上の個体も珍しくはないので、ソメイヨシノ=短命と言うことではありません。