2010年10月04日 [伐採・剪定]
メタセコイア伐採?
作業前
作業後
敷地境界線に植栽されたメタセコイアの伐採(強剪定)作業です。
はたしてどちらの敷地で誰が植えたのか、なぜこのような場所に植栽されたのかも不明です。
どちらも落ち葉や日照等で困っているということで今回伐採(強剪定)となりました。
以前にも強剪定された跡があり芯が2本立っています。
作業後の写真に見られる葉は横にあったマテバシイです。
本来なら伐採した方がいいと思われる場所ですが、「フェンスに囲われていて根元で伐れない」、「どちらのものかも分からないので根元からはチョット」ということで強剪定となりました。
メタセコイアは大阪市立大学の三木先生が昭和14年に化石を発見され、昭和16年にメタセコイアと命名し発表されたようです。100万年前に滅んだと言われていた樹木ですが、昭和20年に中国の四川省で現存するものが見つかり、それは三木先生が化石から推測されたものと殆ど同じだったようです。
その後、昭和24年に日本にもアメリカからの天皇陛下献上として導入され、「生きた化石」としてあちこちで植栽されました。
円錐形がすばらしく美しい樹木ですが、このメタセコイア同様、市街地の住宅地でそのような樹形を保っているものは少ないのはないでしょうか・・・
ただ、常緑針葉樹とは違い、どこで切っても芽吹いてきますが・・・
メタセコイア化石
森林総研関西支所にて