2009年03月01日 [樹木]
ヒノキバヤドリギ
植栽管理現場の近くで、クロガネモチにヒノキバヤドリギが寄生しておりました。
ヒノキバヤドリギは自ら光合成を行い、樹木からは水分とミネラルを吸収する半寄生性植物ということですが、はたして宿主に与える影響はどの程度あるのでしょうか。
大きさからすればヤドリギ程ではないと思われますが、やはり1本の枝にたくさん寄生すれば影響はあるでしょう。
撮影日 2月23日 大阪市内某所にて
こちらはヤドリギです。
ヤドリギの寄生だけが原因で樹木が枯損することは少ないようですが、樹勢に与える影響は大きいです。
その他、果実が熟すと橙赤色となるアカミヤドギリ、アカマツやモミなど針葉樹に寄生するマツグミ、カシ類やシイノキなど常緑広葉樹に寄生するオオバヤドギリ、ミズナラなど温帯の落葉広葉樹に寄生するホザキヤドリギなどがあるようです。
宿主ケヤキ
撮影日 1月25日