Miyamoto Tree Service ニュース
2014年04月22日 [伐採・剪定]
ケヤキ 枯枝
作業後
先週、4月15日の報道で「14日午後、川崎市宮前区の商業施設の敷地内にある、けやきの木の長さおよそ9メートル重さ20キロ余りの枝が折れて落下し、近くを歩いていた6歳の幼稚園児の女の子に当たりました。」とのこと。
そして、その後病院で手当を受けてられる様です。
以前にも書き込みましたが、樹木の枝落下事故で一番多いのがケヤキの枯れ枝なので、冬期剪定時には徹底的に取り除く必要があるでしょう。
山のケヤキではなく、人通りの多い街路や公園等の植栽されたケヤキでは定期的なメンテナンスが必要でしょう。
ケヤキは自然樹形の逆ほうき型が美しい樹木であまり剪定を好みませんが、だからと言って市街地で放ったらかしというのも問題があるでしょう。
人が植えた樹木は必ず植栽管理が必要です。
そして、たとえ人が植えたものでなくても公園として開放していればそれなりの注視が必要でしょう。
PS:公共も民間も、建築や土木に対してリスクが低いということで一番先に削られるのが植栽の予算の様ですが、最近立て続けに事故が起きているのはそれらの弊害ではないかと思ってしまいます。
人がつくる建築、土木構造物ではない樹木の方が、よりリスクマネジメントは難しいと思うのですが。。。