写真はニセアカシア地際に発生したベッコウタケです。
ベッコウタケは病原性の強い根株心材腐朽で、倒木事故の大きな原因となっています。
このニセアカシアも幹を揺すれば根元が簡単にぐらついていました。
撮影日 2月21日
こちらはシダレザクラに発生したベッコウタケとその根元の切断面です。
心材部はすでにスポンジ状態で、幹や枝も大半が枯れていました。
都市には葉を茂らせ一見健全そうに見える樹木であっても、危険性のあるものが存在します。
生理的に生きているということと、物理的な強度はまったく別のものであるという認識が必要であります。
撮影日 2月21日