植栽間隔が狭く、光屈性により長く伸びた枝の亀裂です。これは枝が光を求めるために、過度に成長してしまった結果です。樹木は生存するために光や水を求め続けていきますが、そのような成長が力学的成長よりも優先されるため、このようなことがおこります。とくにI/D=40以上では健全な枝でも折損が起こりやすくなるようです。I=枝の先端部(小枝も含む)から折損した部分までの長さD=折損した箇所の枝の直径こちらはすでに破断、折損した枝です。因みに1枚目の写真はナンキンハゼで、こちらはコナラです。
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