Miyamoto Tree Service ニュース
2009年08月15日 [伐採・剪定]
ポプラ枯木伐採
昭和30年代後半、40年代前半頃から早期緑化ということで成長の早い外来種が数多く植えられましが、ポプラもその一つです。
日本には、ヨーロッパポプラ (セイヨウハコヤナギ)と、北米原産のカロリナポプラがありますが、これはカロリナポプラです。
たとえ根がなくても、伐った枝や幹を立てかけて置くだけでも芽が吹いてくる程、萌芽力の強い樹木なのですが、ポプラ類は寿命が短く樹齢50年以上の固体は稀のようです。
寿命とはこの樹のように枯れてしまうか、もしくは倒木してしまう可能性が高いということだと思います。
特に街路樹の様に根を十分に張れない環境では倒木の危険性は高い様です。
因みにこのポプラも地上部の腐れが激しく、伐採作業中にも太い大枝が落下してくるなど危険な状態でした。